家具の値上げが止まらない!気になる相場と時期を解説

お悩み君

家具が値上げされると聞きましたが本当ですか?
時期や価格について教えてください。

今日はそんな疑問に家具のバイヤーをしている僕がお答えします。

この記事を読むメリット

  • 値上げの原因がわかる
  • 値上げの時期と相場がわかる
  • いつ買うのが得かわかる

金額が太いだけにマジで勘弁してほしいですよね。

新生活をスタートされる方にとっては特に気になる話題だと思います。

  • 価格が落ち着くまで待つか迷っている
  • 損したくない

こんな風に思っているなら、この記事を読めばスッキリです。

まずは値上げの原因と今後の見通しについても解説しますので、あなたの判断材料になるはずです。

目次

家具値上げの原因は?

疑問のイメージ画像

主な原因は以下2つ

  1. 資材の高騰
  2. 輸送費の高騰

資材の高騰

「木材」と「スチール」の2つが上がってます。

木材

アメリカで建築需要が増加したという背景があります。

簡単に言うと、2020年5月のロックダウン解除+財政出動と低金利政策のブーストもあって

リモートワークを行う人たちが、新築購入orリフォームをし始める

需要が例年の水準を大きく超える

しかし、そもそも虫害や山火事で資材不足

おまけに製材所はフル稼働できていない

需要と供給のバランスが崩れる

木材が爆上がり

この影響はアメリカ国内にとどまらず、全世界に及んでいるというわけです。

「どんだけ建ててんだよ」っつー話ですが、そもそも日本の海外依存度が高いのも問題なんですよね。

国内林業は労働力不足。木はあっても伐採できる技術者が少なすぎるのです。

スチール

家具の脚部に使われるスチールも値上げが止まりません。

厳密に言うと、スチールの原料になっている鉄鉱石が高騰

これも簡単にいうと

コロナ禍からいち早く経済活動を再開した最大消費国の中国や、世界各国の重要が急増

鉄鉱石は機械、建築、自動車とあらゆる分野で使用されている

供給が追い付かない

価格が高騰

100%輸入に頼っている日本はそれでも買うしかない

価格に転嫁するしかなくなる

鉄スクラップを再利用する「電炉材」なら日本にもあるんですけど、国内より海外のほうが高く売れるんで輸出するみたいです。

しょうがないよね、みんな必死。

輸送費の高騰

家具の大半は海上輸送なんですけど、輸送に使用するコンテナの回転率が悪くなったことで運賃が急騰しています。

コロナ拡大を受けて世界のコンテナ製造量9割を占める中国の製造が減少

その後の巣ごもり消費の増加であらゆる輸送量が増加

コンテナが全然足りない

慌てて製造するも追いつかず+港の積荷作業も大混乱

運行遅延も発生しまくる

お金で優先順位がつく

高い運賃でも引き受けないと、いつまでたっても入荷しない

商品代が爆上げ

ちなみコンテナの原料はスチールです。悪循環ですわ。

これ読んで「アレ?」って思った方いらっしゃると思うんですが

この記事を書いてる令和4年4月の段階では原油高騰の影響がまだ押し寄せていません。

なので、少なくともあと1回は値上げがあります。詳しくは後ほど。

家具値上げの時期と相場

相場のイメージ画像

市場に影響が出る「時期」と「お値段」の話です。

時期

2022年の4月から市場に影響が出始めていて、僕が取引しているメーカーの8割は出荷価格が既に上がっています。

ところが、小売業者は売価の変更をせずにまだ踏ん張っているところも多いようです。

なぜかというと、シンプルに業績がよろしくないから。

「ただでさえ厳しいのに今値上げすると顧客が離れてしまう」と値上げには慎重な姿勢。

ただ時間の問題です。いままでも何度もこういったことがありましたが結局流れには逆らえませんでした。

遅くとも令和4年6月~7月いっぱいまでには小売価格が上がるでしょう。

相場

今回の値上げはえげつない。

1~2割の値上げになるんじゃないかと思います。

僕がリストを見ている限り下記のようになると予想。

価格帯(税込み)値上げの金額
~5万円2,000~4,000円
5万~10万円5,000~9,000円
10万~20万円10,000~15,000円
20万~30万円20,000~30,000円

というか実際このくらい上がっている商品が既にあります。

もちろん、販売店側によって差はありますので参考程度に。

結局買いか?待ちか?

2択のイメージ画像

購入を検討している方は

  • 価格が落ち着くまで待つべき?
  • それともすぐ買ったほうがいい?

と悩まれると思うんですが

早めに買ったほうがいいです

理由

  • 家具業界は値下げがない
  • 今後も値上げされる
  • 待ってたら延々と手に入らない

それぞれ解説します。

値下げはあり得ない

僕は業界に10年いますけど、メーカーから「下げるよ」ってただの一度も聞いたことがありません。

理由はいろいろありますが一番は労働者問題。

家具の8~9割はアジア製造に頼っていて、コストを下げると現地の労働者が辞めてどんどん人手がなくなります。それだと製造自体が回らないんでメーカーも迂闊にコストを下げれないんですよ。

「いつか下がるかも」という期待はしないほうがいいです。

今後も値上げされる

僕個人の予想ですけど「ある」と思ってます。

なぜかというと、ガソリンの高騰分がまだだから

今回は他の理由と重なったことで踏ん張れたにすぎません。

運よく乗り切れたとしても、何かと理由をつけて値上げするのが家具業界。

実は年に1~2回値上げされている状況がここ5年くらい続いてます。

なので、2022年の秋頃にまた値上げするんじゃないかな~ってどうしても勘ぐってしまう。

因みに5年前に¥39,800だった3人掛けソファ。

上がりに上がって現在¥59,800。

上がり過ぎ

在庫が安定しない

色んな理由でここ最近ずっと在庫不足

  • 新築完成ラッシュ
  • 材料不足
  • 労働者不足
  • 納期遅延

もうしばらくは続くと思います。

「無いなら今度でいっか」なんて言ってたら何時までも手に入りません。

なんなら少々待っても値段が上がる前にサッサと買ってしまったほうが得というもの。

長期預かってくれる家具屋もありますから早めに動きましょう。

まとめ

時間のイメージ画像

購入を予定しているなら

  • 値下げに期待しないほうがいい
  • 早めに買わないと入手しづらくなる

ご参考になれば幸いです。

そりゃ、家具のサブスクも流行るよね~

TETSU
家具バイヤー 宅建取引士 FP2級技能士 釣りバカ
家具の買い付けとコーディネートが得意なアラフォーオヤジ。凝り性で浮世離れした性格のため、周りと全然噛み合わないけどなんとか生きています。資格試験がうまくいった勢いで、今度はブログで情報発信に挑戦してみることに。主にインテリアや釣り、資格取得について書く予定です。

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