OpenSea(オープンシー)の使い方・各指標の見方をわかりやすく解説

  • オープンシーの使い方がわからない
  • いろんな数字があるけど何を表しているのかな?

今回はこのような疑問にお答えします。

本記事の内容はコチラです。

  • オープンシーの使い方
  • コレクションの基本情報の見方
  • コレクションの取引状況の見方

オープンシーは使い方を覚えることはもちろん、数値の意味を覚えたほうがより快適に楽しく利用できるようになります。

そこで本記事ではオープンシーに登録したばかりの方を対象に上記3点を図解付きで丁寧に解説します。

読んでいただければすぐに役立つかと思いますので是非最後までお付き合いください。

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TETSU
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目次

NFTで良く使用される用語

オープンシーの使い方に入る前にまずはNFTで使用される用語について解説したいと思います。

TETSU

簡単なのでサクッと覚えておきましょう。

スクロールできます
用語意味
クリエイターNFTを制作した方々のこと(アーティストと表現されることもあります)
コレクションクリエイターが制作した作品シリーズ
オーナーNFTの現所有者のこと
ミント作品をアップロードしてNFTを生成すること
リストオープンシーで作品を販売開始すること
カート表示価格で買うこと
オファー買う側が現オーナーに希望価格を提示すること
オークション期間内に最高価格を提示した人が購入できる取引方法のこと
一時流通リスト後、最初の取引のこと
二次流通一時流通以降の取引のこと
ガス代手数料のこと(NFTの購入や換金などあらゆるタイミングで発生)

OpenSea(オープンシー)の使い方

ではここからオープンシーの使い方に移ります。

トップ画面を開いたら画面右上のメニューアイコンをタップしてください。

するとズラッと項目が並んでいるかと思います。

OpenSea(オープンシー)の使い方1
OpenSea(オープンシー)の使い方2
メニュー項目
  • ディスカバー
  • 統計資料
  • 作成
  • アカウント
  • その他

これらの使い方や意味が分かっていればトップ画面に並んでいる項目についても分かったも同然なので、ひとつずつ見ていきましょう。

ディスカバー

ディスカバーではNFTコレクションをカテゴリ毎に探すときに使用します。

オープンシーでは以下10種類のカテゴリがあります。

カテゴリの種類
  1. すべてのNFT
  2. アート
  3. コレクティブル
  4. ドメイン名
  5. 音楽
  6. 写真
  7. スポーツ
  8. トレーディングカード
  9. ユーティリティ
  10. バーチャルワールド
OpenSea(オープンシー)の使い方3

アートや写真だけでなく、音楽やメタバースで使用するアイテムなど幅広いジャンルの作品が取引されているのがわかります。

TETSU

気になるカテゴリがあればどんどんチェックしてみましょう。

これより下層ページについては後ほど解説しますので、まずはメニュー項目についてどんどん進めます。

統計

統計では以下2通りの方法でコレクションを探す時に使用します。

  • ランキング
  • アクティビティ
OpenSea(オープンシー)の使い方4

ランキング

ランキングでは文字通りどのようなコレクションやアーティストが人気なのかチェックできます。

「トップ」は指定条件内で出来高が高い順にコレクションが並びます。

OpenSea(オープンシー)の使い方5

「トレンド」は急激に取引が伸びているコレクションが並びます。

OpenSea(オープンシー)の使い方6
TETSU

購入したい作品が決まっていない人は参考にしてみてください。

アクティビティ

アクティビティではイベント毎に商品が探せます。

フィルターをタップしてチェックメニューが表示させてみましょう。

OpenSea(オープンシー)の使い方7
OpenSea(オープンシー)の使い方8

チェックメニューの内容は以下のようになっています。

チェックメニューと意味
  • 販売:販売中の作品
  • リスティング:一次販売の作品
  • オファー:オファー提示できる作品
  • コレクションオファー:コレクション内作品すべてに一括オファー提示できるもの
  • 転送:ミントされた作品
TETSU

「値上がり益を狙って一時販売の作品をチェックするなど」の使い方ができます。

資料

資料ではNFTに関する知識を学んだり、使い方やよくある疑問をチェックできます。

OpenSea(オープンシー)の使い方9

普段はあまり使用することはないかもしれませんが、興味のある方は覗いてみるとよいでしょう。

作成

「作成」はその名の通りNFTをミント/リストする時に使用します。

OpenSea(オープンシー)の使い方10

NFTの購入がメインの方は触ることのないメニューですが、クリエイターの方はチェックしてみると良いかと思います。

openseaヘルプセンター:NFTの作り方

アカウント

アカウントでは

  • プロフィールの設定
  • お気に入りに入れた作品のチェック
  • ウォッチリストのチェック
  • マイコレクションの作成

等ができます。

OpenSea(オープンシー)の使い方11

その他

その他のメニューとして

  • 残高チェックができる「ウォレット」
  • 表示言語の切り替えができる「language」
  • 表示切り替えの「ナイトモード」

があります。

OpenSea(オープンシー)の使い方12

メニューについては以上です。

コレクションの基本情報の見方

続いてコレクションのページを開くと表示される4つの項目について解説したいと思います。

コレクションの基本情報1
4つの項目
  • アイテム
  • 作成日
  • クリエイター手数料
  • チェイン

順に見ていきましょう。

アイテム

コレクションの基本情報2

これはコレクションの総アイテム数を表しています。

TETSU

Doge Clubでは10.0Kとなっていますね。

1K=1000ですからこの場合10000がアイテムあるということになります。

因みにK表記になると10の位は切り捨てられます。

作成日

コレクションの基本情報3

作成日はコレクションがリリース(リスト)された年月のことです。

Doge Clubは2022年9月にリリースされたことがわかります。

クリエイター手数料

コレクションの基本情報4

クリエイター手数料とは二次流通の際に発生するクリエイターへのロイヤリティです。

オープンシーでは0~10%内でこの値が設定されています。

例えばクリエイター手数料が10%だとして、二次流通でAさんがBさんに作品を1ETHで販売した場合はクリエイターに0.1ETHが入ります。

その後、BさんがCさんに2ETHで作品を販売するとクリエイターに0.2ETHが入ります。

つまりクリエイター手数料は低いほうが利益を残せますので、転売目的で作品を購入するならばチェックしておきたい指標です。

転売時の利益

転売利益=転売価格-(購入価格+転売価格*クリエイター手数料)

チェイン

コレクションの基本情報5

チェインとはその作品が使用しているブロックチェーンの名称です。

オープンシーでは以下7種のチェイン対応しており、チェインによってはETHではなく別の通貨を使用しますので注意が必要です。

TETSU

Avalanche:では「AVAX」、Solanaでは「SOL」を使います。

オープンシー対応チェインと通貨
  1. Arbitrum
  2. Avalanche
  3. Ethereum
  4. Klaytn
  5. Optimism
  6. Polygon
  7. Solana

ETHで購入できる作品で絞りたい方はフィルター機能で通貨の種類を指定しましょう。

コレクションの基本情報は以上です。

コレクションの取引状況の見方

続いてコレクションの取引状況を表す6つの数値について解説します。

コレクションの取引状況1
取引状況を表す項目
  • 合計出来高
  • 最低価格
  • 最高入札額
  • 出品中
  • 所有者
  • ユニークユーザー数

順に見ていきましょう。

合計出来高

コレクションの取引状況2

総取引量を指す数値です。

例えばあるコレクションに1アイテムしかないとして、それが「リスト後10ETHで取引」→「転売で20ETHで取引」された場合ここの数値は30ETHになります。

作品数にもよりますが、パッと見て人気の高さがイメージできる数値ですから購入時のチェックポイントになります。

最低価格

コレクションの取引状況3

コレクション内で最も安い作品の値段です。

TETSU

上記の画像で言えば0.06ETH以上あれば購入できるということですね

人気があるコレクション程最低価格が上がりますので、こちらも購入のチェックポイントになります。

因みに最低価格が「ー」になっていると価格無し、つまり販売されていないということです。

最高入札額

コレクションの取引状況4

最高入札額とはコレクションオファーの最高価格のことです。

コレクションオファーとは

「コレクション内のどれでも構わないので〇〇ETHで売って欲しい」というオファーのこと。

つまり、少なくともこの価格なら取引が成立するということです。

TETSU

販売する側にとって特に役立つ数値ですね。

出品中

コレクションの取引状況5

全アイテムに対する販売中作品の割合です。

  • 低い=ガチホする人が多い、人気、
  • 高い=トレンド、早く売りたがっている?、成熟期

など色々と推察できますので、購入時はチェックしておきましょう。

所有者とユニークユーザー数

コレクションの取引状況6

「所有者」はコレクション内の作品を1つ以上所有している人の数です。

例えばコレクションに100アイテムあったとして、1人が全部所持しているなら「1」、100人が所持しているなら「100」となります。

ユニークユーザー数はアイテム数に対する所有者の割合のことで「所有者/アイテム」で算出しています。

使い方としては、例えばユニークユーザー数が少ない場合、一時流通で一人当たりの購入限度数がなく買い占められていた等の推察できます。

ちょっと癖のある指標ですが、上手に活用していきたいですね。

アイテムページの見方

最後にアイテムページを見る上で覚えておきたい3つの項目を紹介します。

アイテムページの4項目
  • 価格履歴
  • オファー
  • アイテムアクティビティ
アイテムページの見方1
アイテムページの見方2

順に見ていきましょう。

価格履歴

アイテムページの見方3

価格履歴ではリストされてから二次流通含めた平均価格や指定期間における価格の推移をチェックできます。

投資視点で順調に値上がりしているか?や相場を見る時に役立ちます。

オファー

アイテムページの見方4

そのアイテムにオファー提示された内容をチェックできます。

つまりオーナーに承認されなかった価格がわかりますので、オファーを検討している人は要チェックです。

アイテムアクティビティ

アイテムページの見方6

アイテムアクティビティでは誰から誰にいつどのように販売されたのかがチェックできます。

取引が活発に行われているのかの指標になる他、妙な動きが無いかなどもわかります。

TETSU

こういった情報まで全てわかるのがNFTの特徴ですね

アイテムページの見方は以上です。

NFTの価値はどうやって決まるのか

ところでNFTの価値はどういった要素が影響するのでしょうか。

投資的な視点でNFTを購入しようと考えている方にとっては気になるテーマかと思います。

そこで本項では、ひとつ非常に参考になるコンテンツを紹介いたします。

以下の記事では世界の有名絵画と高額取引されたNFTアートを比較し、インフォグラフィックにわかりやすくまとめられています。

また高い価値が付いたNFTアートの特徴や傾向についても触れているため、NFTをコレクションしている方はもちろん、アーティストとして参加を検討している方にとっても参考になるはずです

ご興味のある方はぜひご覧になってください。

BONUS FINDERのブログ

まとめ

本記事ではオープンシーの使い方、各指標の意味を解説しました。

冒頭でもお伝えしました通り、各メニューの使い方や指標の意味が分かればよりオープンシーを楽しめます。

ぜひ本記事を参考にしながらご自身でもチェックしていただけたらと思います。

まだオープンシー登録が済んでいない方は以下の記事を参考してください。

関連記事:オープンシーの始め方・登録方法

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TETSU
FP2級技能士 AFP 宅建取引士
釣り動画の見よう見真似で初めて早4年。今では釣れようが釣れなかろうが年中プラッキングをやるまでになりました。プラグは動かしているだけで楽しいよねって思える方、僕と仲良くなれそうです。

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