数々の名作を世に送り出してきたタックルハウスの最強ポッパー「フィードポッパー」
多くのアングラーに釣果をもたらしてくれた本製品ですが、まだまだ使ったことがない方も多いはず。
そこで本記事では以下に解説します。
- フィードポッパーのアクション
- フィードポッパーの使い方
- フィードポッパーのメリットと注意点
- フィードポッパーのおすすめサイズとカラー
お読みいただければフィードポッパーについてはもちろん、自分に合ったプラグなのかも分かるようになるかと思います。
是非最後までお付き合いください。
関連記事:【最強】青物ポッパーのおすすめ5選
フィードポッパーのアクション
まずはフィードポッパーのアクション性能について見ていきましょう。
基本となるポッピングでは程よいスプラッシュを上げつつ泡を纏います。
またリーリングなどのスイムでは泡を纏いながらイレギュラーなウォブリングをします。
スタンダードなポッピングはもちろんミノーのようなスイムアクションもこなせるのがフィードポッパーの特徴と言えるでしょう。
フィードポッパーの使い方
フィードポッパーの使い方は以下3つです。
- ジャーク
- リーリング
- トゥイッチ
順に見ていきましょう。
ジャーク
最も基本的な操作方法です。
- キャスト後、ロッドを前方に突き出した状態で糸ふけを回収
- なるべく下方向からロッドをサビく
- 前方にロッドを戻しながら糸ふけを回収
- 以下繰り返し
ロッドをサビく長さによって以下2通りのアクションを使い分けられます。
- ショートジャーク➡ポッピング
- ロングジャーク➡ダイビング
コツとしてはショートはやや鋭く、ロングではジワーっとサビくと良いでしょう。
リーリング
文字通りリーリング(ただ巻き)するだけです。
アクションとしては泡を纏いながらウォブリングをします。
ロングジャークによるアクションと変わりませんが、こちらは移動距離をコントロールできるためアピールしたい時やブレイク付近まで引っ張ってきたい時に有効です。
トゥイッチ
「ロッドでチョンチョンとラインを引っ張りながら糸ふけ取る」という動作を連続して行います。
すると頭を左右に振りながら前進するドッグウォークというアクションになります。
習得するのに練習が必要ですし、プラッキングロッドだと技術的にも肉体的にも難易度が上がります。
コツとしては最初はゆっくりとしたピッチから始めて徐々に上げていくとよろしいかと。
使用頻度はそこまで高くありませんが、結構喰ってきますので一応できたほうがよいと思います。
フィードポッパーのメリット
フィードポッパーのメリットは以下2点です。
- 多彩なアクションと扱いやすさ
- 圧倒的な喰わせ力
多彩なアクション
先の解説でもお分かりいただけたかと思いますが、フィードポッパーは多彩なアクションが可能です。
シビアなゲームでは「泡でシルエットをぼかしたい」とか「ドッグウォークでじっくり見せたい」など咄嗟にアクションを切り替えたい時というのはザラにあります。
そんな時にいちいちルアー切り替えていては獲れる魚も獲れません。
圧倒的な喰わせ力
とにかく釣れる。
理由としては以下2つが大きいのではないかと思っています。
- イレギュラーなアクション
- 長く残る泡
イレギュラーなアクション
何度か触れていますがリーリング時やロングジャーク中に起こるふらつきは非常に効果的。
また寄せ波の時限定ですが、プラグ後方からの水圧をいなしきれず横方向に姿勢が崩れたりスライドすることがあるのですが、こういった動きもめちゃめちゃ効きます。
長く残る泡
魚のスイッチを入れるのに質の高い泡は必要です。
長く泡が残るとポッパー本体は紛れて見えづらくなります。
その状態から次のアクションで泡から急にプラグが飛び出すと反射的に口を使ってしまうわけですね。
捕食から逃れた小魚が命からがら逃げだしたような感じなのかもしれまんが、泡はリアクションバイトを誘発するのにも欠かせない要素です。
フィードポッパーの注意点
非常に優れたポッパーですが以下2つは注意というか留意しておくとよいでしょう。
- 飛距離は他に譲る
- 強度が弱め
飛距離は他に譲る
残念ながら飛距離に関してはもうちょっとあれば尚良かったかなという感じです。
ただ全然飛ばないというわけではなく、「あくまで近年のやたら飛ぶプラグと比べた場合」ということです。
強度が弱め
ボディ強度がそこまで高くありません。
巷でもよく言われていますが、いつのまにかボディ内に海水が入ってしまうんですね。
なのでルアー回収時にぶつけないよう気を使う必要があります。
以上ご参考まで。
フィードポッパーのおすすめサイズ
ショアから「青物を狙う」ということであれば150㎜が基本サイズとなるでしょう。
ここから
- アピール力が必要であれば175㎜
- マイクロベイトパターンに対応したいなら135㎜
というように必要に応じてプラスしていく感じで良いかと思います。
フィードポッパーのおすすめカラー
王道のイワシカラーや視認性をとってピンクバック、パールチャートあたりがおすすめです。
魚が下から見上げるトップゲームでは色はあまり関係ないので、タイミングよくアクションさせるための視認性のほうが良いかと。
あるいはマイクロベイトパターン用にクリア系をチョイスするのも良いでしょう。
マイクロorシラスパターンのクリアポッパーは鉄板です。
まとめ
本記事では以下について解説してまいりました。
- フィードポッパーのアクション、使い方
- メリットと注意点
- おすすめカラーとサイズ
発売から7、8年?くらい経った今でもトップゲームのメインストリームであり続けるその性能は本物です。
ぜひこの機会にお試しになってみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。
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