【ロックショア用グローブ】迷ったらバーサタイルグローブ!

ロックショア用のグローブを探そうと思ってみたものの、どういったアイテムが良いのか最初はわからないものです。

そこで本記事では以下について解説します。

本記事の内容
  • ロックショアに専用グローブが必要な理由
  • ロックショア用グローブに求められるスペック
  • 当サイトおすすめのグローブの特徴

お読みいただければ安全かつ快適にロックショアゲームを始められるかと思いますので、是非最後までお付き合いください。

関連記事:ロックショアに必要な装備

目次

ロックショアには専用グローブが欠かせない

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ロックショアゲームに挑戦するなら専用グローブは欠かせません。

理由は以下3つです。

  • 指先を保護する必要がある
  • 手をケガしないため
  • グリップ力が必要

順にみていきましょう。

指先を保護する必要がある

ロックショアをやるからには当然、大物狙いになりますので必然的にPEラインも太くなります。

少なくとも2号、平均的には4号あたりになるかと思いますが、このシステムで60g以上のルアーを投げていると指に相当な負担がかかります。

最悪の場合、切れて釣りにならなくなりますので指先は必ず保護しておく必要があります。

手をケガしないため

ロックショアでは足場が良いことのほうが珍しく、ちょっとしたことでバランスを崩して手を着いてしまいます。

また陸続きの磯に向かう場合でも道中は険しく、転倒することも少なくありません。

切り立った岩場で手に体重が乗ってしまうとどうなるかお分かりかと思いますが、岩場で受けた傷というのは炎症を起こしやすく長引きます。

そうなると日常生活にも支障をきたしますので注意してください。

グリップ力が必要

狙い通りの大物を掛けていざファイトが始まると必要なのはグリップ力です。

ところが

少し汗ばむ季節+ラインが一切出せないエリア⇒フルドラグ

こんな状況でやり取りしているとロッドを持つ手が滑るわけです。

持ち替えたりなんだりとウダウダやっていると一瞬のスキにのされてラインブレイクなんてことはよくある話です。

メモリアルフィッシュを逃さないためにもグリップ力は必須です。

ロックショア用グローブに必要なスペック

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ロックショアには専用のグローブが必要ということはご理解いただけたかと思いますが、ではどういったスペックが良いのでしょうか?

私は以下が揃っていれば十分だと思います。

  • フルグローブ
  • クッション性能
  • 本革もしくは合皮
  • 耐久性

フルグローブ

フィッシンググローブには指2本出し、3本出しなどありますが、ロックショアをやるなら断然フルグローブです。

理由については前述の通り、キャスティング時の不可から指を保護するためです。

注意点として、初めてフルグローブを使用する場合リリースポイントが分かりにくくなることでしょうか。

指に負荷が感じられないため重さが乗ったタイミングが掴めなくなるわけです。

とはいえ、1日使用すればすぐに慣れますから大した問題にはならないでしょう。

フルグローブがどうしても苦手な方は「パワーフィンガー」を使用するのも手です。簡単に着脱できる上、5本出しグローブなどと組み合わせも可能です。

クッション性能

手の平部分に綿ないしウレタンが入っていることが望ましいです。

不意に地面に手を着くことがあっても全然痛くありませんし、何より安心感が段違いです。

ルアー交換時などでも針先が刺さりにくいというメリットも得られます。

本革もしくは合皮(PVC)

手の平に使用されている素材は本革もしくはPVCが良いでしょう。

というのも、濡れていようがなかろうが安定したグリップ力を発揮してくれるからです。

蒸れ対策でファブリック素材を選択したくなる気持ちはわかりますが、そこはグッとこらえて獲ることに振ったほうが良いかと思います。

耐久性

すぐに破れてしまっては意味ありませんし、コスト面でもよろしくありませんので耐久性は重要です。

  • 岩場に手を着いても簡単には穴が開かない
  • 強い捻じれがあっても縫製箇所が破れない

というのが理想なのですが、ポイントしては伸縮性の有無です。

とは言っても実際に長く使えた実績のほうが大事かと思いますので次項にて個人的におすすめのグローブを紹介します。

シマノ:バーサタイルグローブがおすすめ

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ロックショア用のグローブでどれがおすすめかと聞かれたら私は真っ先に「シマノ:バーサタイルグローブ」を挙げます。

シマノ:バーサタイルグローブ

出典:SHIMANO

もちろん私も2022年の発売時から愛用していますし、買い替えるとしても迷わずこちらを選択します。

おすすめポイントは以下5つです。

  1. 耐摩耗性
  2. 安心のクッション性能
  3. 高いグリップ力
  4. 優れた通気性
  5. オールシーズン使える

ひとつずつ見ていきましょう。

耐摩耗性+耐久力

耐摩耗性は文句なしです。

よく摩擦が加わる箇所と言えば「指先」「第2関節」あたりですが、いずれもカンガルー革で補強されています。

補強されている部分

破れることはおろか、擦れて薄くなることもありません。

また伸縮性と弾力性も優れているため

関節の動きがスムーズ+破れにくい

と快適安心です。

安心のクッション性能

手の平にはパッドが仕込まれておりクッション性も高いです。

パッド部分

これまで何度もバランスを崩して手を着いてきましたが、このおかげで打ち傷や裂傷を負わずに済んだ、と思っています。

高いグリップ力

カンガルー革とPVCのコンビですから滑るわけがありません。

ロッドのフロントグリップに軽く手をかけておくだけで固着しているかのようなホールド力を発揮してくれます。

優れた通気性

バーサタイルグローブの表面にはサラッとしたナイロン生地を採用しており、通気性は抜群です。

ナイロン生地

そのため不快感や気になるニオイなどもなく快適です。

オールシーズン使える

春夏秋はもちろんですが、意外に冬でも使えます。

表面は多少スース―するものの、指先にはカンガルー革、手の平にはパッドが付いていますから手がキンキンに冷えることはありません。

1月下旬~2月初旬の厳冬期を除けば十分通用するでしょう。(そもそもこの時期はあまり釣りに行かない)

シマノ:バーサタイルグローブの注意点

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個人的にイチオシのバーサタイルグローブですが2点だけ注意点があります。

  • 指がやや長い
  • 少しお高め

指がやや長い

バーサタイルグローブは手の平のサイズに対して若干指が長めに作られています。

そのため指の付け根で少しダブついてしまうんですね。

ダブついている様子

とはいえ使い勝手に支障が出るほどではありませんので、あくまで参考程度に。

ちなみにサイズはS、M、L、XL、2XLで以下の通り手の周囲に合わせて選択すればOKです。

サイズ表

出典:SHIMANO

指が長くない方はワンサイズ落とすと丁度良いかと思います。

またカラーごとにサイズラインナップが異なりますので合わせてチェックしておきましょう。

カラーサイズラインナップ
ブラック/グレーS、M、L、XL、2XL
タングステンM、L、XL

少しお高め

グローブにしては少し高めの6,100円という設定。

実売ですと5,500円前後になります。

ただ使用してみた感じ、妥当な金額じゃないかと思います。

3~4,000円あたりでも探せばありますが、やはり強度に難アリということですぐに買い換えるハメになるからです。

物価も上がっておりますし、仕方がないのかもしれません。

シマノ:バーサタイルグローブはこんな方におすすめ

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シマノ:バーサタイルグローブは以下のような方におすすめです。

  • とにかく安全重視
  • 快適性も譲れない
  • 夏冬用と使い分けるのが面倒くさい
  • 長く使っていきたい
  • デザインにもこだわる

ご参考までに。

ロックショア用グローブ:まとめ

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本記事では以下について解説しました。

内容まとめ
  • ロックショア用には専用グローブが必要な理由
  • 専用グローブに求められるスペック
  • バーサタイルグローブの特徴
  • バーサタイルグローブが向いている方

ロックショアでは身の安全を重視した備えをしておかないと大変な事故に繋がります。

「たかがグローブ」と侮らず、万全の装備で臨みましょう。

本記事がお役に立てば幸いです。

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TETSU
FP2級技能士 AFP 宅建取引士
釣り動画の見よう見真似で初めて早4年。今では釣れようが釣れなかろうが年中プラッキングをやるまでになりました。プラグは動かしているだけで楽しいよねって思える方、僕と仲良くなれそうです。

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