リーズナブルながら秀逸なデザインと機能性の高さで多くのアングラーから支持されているマズメのライフジャケット。
シーン別に様々なモデルがラインナップされていますが、本記事では私が愛用している「コンタクトライフジャケット」のインプレをしたいと思います。
気になっている方の参考になるかと思いますので是非最後までお付き合いください。
マズメ コンタクトライフジャケットのスペック
まずはスペックについて見ていきましょう。
以下6つそれぞれ解説していきます。
- サイズ
- ウエストハーネス&チェストハーネス
- モバイルケース
- フィッシュグリップホルダー
- プライヤーホルダー
- ランディングネット用Dカン
サイズ(身幅、丈)
フリーサイズですから成人であれば男女問わず問題なく着用できますが、気になる方もいらっしゃるかと思いますので参考までに。
- 身幅48cm
- 丈55cm
身幅に関しては後述のハーネスでフィットさせることはできますが、丈に関しては通常のゲームベストのように調節できませんので身長が高い方はチェックしておくと良いかと思います。
また公式には胴囲~125cmとありますのでこちらも合わせて確認しておくと良いでしょう。
ウエストハーネス&チェストハーネス
本製品にもウエストハーネスとチェストハーネスが採用されています。
使い方は簡単で
- 着用したらセンターバックルをする
- ファスナーを上げる
- サイドにあるストラップを引いてハーネスを締める
- 脇下のチェストハーネスのストラップを引いて締める
これだけです。
一度体系に合うよう調整してしまえば、以降は①②だけで済みます。
このシステムのおかげで股紐を締める煩わしさと不快感から解放されます。
モバイルケース(中にDカン)
コンタクトライフジャケットにはモバイルケースが1個付属されています。
iPhone13 proMAXが入るほどの大きさがあり、厚さも5.5cm程ありますからタバコや小道具など嵩張りそうな物を収納できます。
ケース内にはDカンが付いていますので携帯をホルダーで接続すれば落水事故を防げます。
またケースは左右の付け替えもできますので、左投げの方は右肩に装着するとよいでしょう。
ただひとつ注意点があって、ファスナーは止水ではありませんから携帯を仕舞うときは防水ケースに入れおいたほうが良いと思います。
フィッシュグリップホルダー
左の胸下にはフィッシュグリップホルダーがついています。
ホルダーといってもDカンに引っかけるだけの簡易的なものですが、ベルクロを使うことでしっかり固定できるよう工夫されています。
片手で着脱でき使い勝手は良好です。
プライヤーホルダー
右の胸下にはプライヤーホルダーがついています。
こちらはホルダーに差してゴムバンドで固定する仕様となっています。
私のようにプライヤーを腰からブラ下げると腰が痛くなる方は重宝する機能だと思います。
ランディングネット用Dカン
背面にはラインディングネット装着用のDカンがついています。
マズメ コンタクトライフジャケットの良い点
ここからコンタクトライフジャケットを使って良かったと感じたことをお話しします。
- 動きやすい
- 疲れにくい
- 安全面に優れる
- リュックが背負いやすい
- リーズナブル
上記5点みていきましょう。
動きやすい
あらゆる動作をストレスなく行えます。
ポケットが無い分薄く設計されていますからしゃくったりジャーキングの際、腕にジャケットが擦れることがありません。
他に
- ルアーの付け替えでしゃがむ
- 段差の上り下り
こういった動作も胸につっかえることなく快適に行えます。
ショアジギングは待ちの釣りですから、収納力より動きやすさに重きを置いた本製品が非常にマッチしていると思います。
疲れにくい
以前は普通のゲームベストを使用していたのですが、当時に比べると肩や腰の負担は減りました。
理由として肩でベストを支えるのではなく、身体全体でベストの重さを分散できているからだと思います。
ウエストハーネスの恩恵は思った以上に高く集中して釣りを続けられます。
安全面に優れる
外部からの衝撃に対してコンタクトライフジャケットの安全性は段違いに高いです。
というのも、一般的なベストに比べて浮力材が多く使用されているからです。
普通はゲームベストのショルダー部分はベルト式になっているためウレタンは入っていません。しかし本製品では胸から肩にかけての広範囲にウレタンが詰まっています。
なので単純に保護される面が広いというわけです。
実際、私が磯場で転倒した時に胸付近に岩が当たって「あー骨逝ったわ」と一瞬思いましたがベストを着ていたおかげで軽いアザで済んだというエピソードがあるくらいです。
ホント着ててよかったです。
リュックが背負いやすい
ベストの上からリュックを背負っても収まりが非常に良いです。
ロックショアをされる方ならお分かりかと思いますが、釣り場までは背負子やリュックを使用するのが一般的です。
この場合、身体に荷物がフィットしないと重心がブレて結構危ないんですよね。
その点、コンタクトライフジャケットは背面もシンプルですからリュックを背負っても嵩張らず歩きやすいです。
リーズナブル
他のベストに比べて値段がグッと抑えられているのも魅力です。
ライフジャケットと言えば大体15,000~25,000円が相場ですが本製品は税込9,900とリーズナブル。
資金はなるべくロッドやリール、ルアーに注ぎ込みたいアングラーの心をグッと掴みます。
マズメ コンタクトライフジャケットの注意点
ここからはコンタクトライフジャケットの注意点について解説します。
- 夏場は暑い
- 丈の調節はできない
上記2点それぞれみていきましょう。
夏場は暑い
夏場は対策なしだととにかく暑いです。
これは先程触れました通り、身体を覆っている面が多いのが理由なのですが安全面との裏返しでもあるので仕方ありません。
またご覧の通り内側はメッシュ構造ではないため通気性もそこまで良くないです。
とはいえ、接触冷感のラッシュガード等を着用すれば対応できるくらいの「暑さ」なので(ギリ私の)許容範囲ではあります。
丈の調節は出来ない
これも先程触れましたが丈調節はできません。
なので、大柄な方はそもそもサイズ的に合わない可能性があります。(あまりないとは思いますが)
気になる方は念のため身丈を確認しておくと失敗せずに済むかと思います。
コンタクトライフジャケットが向いている方
ショアジギングやショアプラッキング、ロックショアをする方に向いています。
あくまで私の考えではありますが、これらのジャンルではベストに収納力は必要なく安全面や動きやすさが重要と思っているからです。
エギングやシーバス、サーフ等のランガンスタイルなら手荷物を減らして即座にルアーチェンジができるベストがピッタリですが、青物ゲームは待ちの釣りですからなるべく体力消費を抑えて投げ続けられる環境を作ったほうが釣果に繋がると考えています。
なので堤防であればタックルケース、磯であればリュックを持ち込み、ルアーチェンジ等は拠点で行う軽装スタイルに落ち着いているわけですが、今のところ不便を感じたことはありません。
もしゲームベストタイプで肉体的な疲労を感じたりランガンをしないのであればコンタクトライフジャケットはこれ以上ない選択だと思います。
まとめ
本記事ではコアライフジャケットの
- スペック
- 良い点
- 注意点
- 向いている方
について解説しました。
ショアジギングに適したベストをお探しの方は是非一度お試しください。
ちょっとポケットが欲しい方はこちらのモデルがおすすめです。
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