【絶品】マズメ:フェルトスパイクシューズのインプレ!

磯靴について調べていると必ずと言っていいほど目にするのがマズメのシューズ。

「スゲーかっこいいけど高ッ!」なんて思いながらも気になっている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

そこで本記事では以下について解説していきます。

ポイント
  • スペック
  • 使用して良かった点
  • 注意すべき点
  • どんな人に向いてるか

お読みいただければ参考になるかと思いますので是非最後までお付き合いください。

それでは解説します。

関連記事:ロックショアの装備

目次

マズメ:フェルトスパイクシューズのスペック

海の画像

まずはスペックについて見ていきましょう。

スペック
  1. サイズ
  2. タングステンピン
  3. ハイカットデザイン
  4. 無縫製
  5. 履き心地

上記5点それぞれ解説します。

サイズ

4サイズ展開されています。

サイズバリエーション(cm)
  • Mサイズ:25.0~25.5
  • Lサイズ:26.0~26.5
  • LLサイズ:27.0~27.5
  • 3Lサイズ:28.0

公式によると「ストッキングウェダーを着用して使用する際は足のサイズ+1cmが目安」とありますが、普通のソックスを履く場合でも+1cmが丁度良いかもしれません。

というのも、私は普段26.0~26.5の靴を履いていますが、LだときつくLLでちょうどだったからです。(つま先はやや余っています)

厚手の防水ソックスを履くとジャストサイズになるという感じですから、冬場に2枚履きされる方はもう1サイズ上げると良いかと思います。

タングステンピン

本製品の特徴でもありますが、スパイクには高価なタングステン製のピンを採用しています。

タングステンピンの画像

簡単に言ってしまえば「硬くて削れにくい」という特徴があるのですが、実際2年使用してもご覧の通りまだまだ使える状態です。

タングステンピンの画像

公式の「従来のステンレスより2倍強の硬度がある」というのは伊達ではありませんよ。

ハイカット

本製品は足首がガッチリホールドされるハイカットタイプになっています。

ハイカット部分の画像

これにより斜面でも足の甲にかかる負担をスネにも分散できますし、足首を捻ることもありません。

ある程度の柔軟性は犠牲になりますが安心して釣りに集中できます。

無縫製

靴の表面は(ほぼ)無縫製となっており、「糸のほつれ」や「ハギ部分の剥離」など起きにくくなっています。

外装の画像
外装の画像

磯場ではわずかな岩の隙間に足がハマったり引っかかったりしますが、この時縫製部分にダメージが入ることが多いです。

しかし無縫製だと表面にやや傷は入るものの致命的なダメージが無いので気にせずガンガン使えます。

履き心地

外装が丈夫に作られている分、硬めです。

足首はもちろん指の関節もあまり動かないので人によっては歩行に慣れるまで時間がかかるかもしれません。

ただ本製品は滑らないことはもちろん、衝撃や捻挫からも足を保護するという意図が感じられますのでこの点はデメリットというか仕様なんじゃないでしょうか。

マズメ:フェルトスパイクシューズの良い点

海の画像

ここから使って良かったと感じたことをお伝えします。

メリット
  • デザインが良い
  • 耐久性に優れる
  • 滑りにくい

それぞれみていきましょう。

デザインが良い

とにかく目を引くデザインです。

マズメ:フェルトスパイクシューズの画像

一時、「これ履きたいから釣りに行く」みたいな感じで無駄に釣行が増えていたような気がします。

「身につけるだけで気持ちがアガル」これ大事。

たぶん買い替えることになっても同じ物を買うでしょう。

耐久性に優れる

超頑丈です。

  • フェルト
  • ピン
  • 外装

ロックショアを月1~2回ペースで2年程使用していますがどれをとっても全然へたりません。

「使えなくなるまでが長い」というより「高いパフォーマンスが長く維持できる」という感じです。

もちろんメンテナンスはしています。

滑りにくい

基本性能である「滑りにくさ」は文句なしです。

コケや濡れた岩場はもちろん、フェルトが苦手とする土でもまずまずの性能を発揮してくれます。

唯一気を付けたいのは「凹凸の少ない大きな岩の上」とかですかね。

こればっかりはどうしようなく高確率でコケます。

磯場で過信はNGです。常に注意を払いましょう。

マズメ:フェルトスパイクシューズ

マズメ:フェルトスパイクシューズの注意点

海の画像

ここからはフェルトスパイクシューズの注意点について解説します。

注意点
  • 防水ではない
  • 高価
  • メンテナンスが必要
  • シーズンインすると入手困難

それぞれ見ていきましょう。

防水ではない

マズメのフェルトスパイクシューズに防水機能はありません。

むしろ水に浸かることを前提としており、素早く排水できるようメッシュ素材が使用されています。

メッシュ部分の画像

なのでウェーディングっぽい使い方に向いており、あまり足を濡らしたくない場合は頭を悩ませることになるかもしれません。

かといって防水タイプは蒸れやすく不快になるので、これはこれで対策が必要になります。

因みに私の場合、波を被るエリアに行くときは防水ソックスと組み合わせています。

意外に通気性もよく快適ですから良かったら参考にしてください。

高価

実売で2万円弱と磯靴としては少々高め。

なので「これから磯釣りデビュー」という方はよく考えられた方がよいかもしれません。

というのも、磯釣りって釣場にたどり着くまでの道のりも険しい上、インフラ整備など無いわけですから荷物も増えるわで「辛い」と感じる部分が結構あります。

もちろん堤防では出会えない魚が獲れたり綺麗な景色が見られるとかありますけど、この点を差し引いた上で「辛み」を強く感じるようになると行かなくなりますから勿体ないです。

ですから「最初は様子見できる程度に予算を抑えておく」というのも検討してみてください。

一方で

  • 「磯釣りを続けるぜ」って方
  • すぐダメになったんでしっかりした2足目探している方

であればマズメのシューズはこれ以上ない選択肢でしょう。

値段に対する耐久性等のコスパは間違いなく優れていますから。

メンテナンスが必要

釣行後はメンテナンスが必要です。

とはいっても水洗いするだけですのでそんなに手間はかかりません。

なぜかというと潮を被ったまましておくと表面や靴紐が腐食するからです。

とくに靴紐は脆く、潮が固着すると引っ張った拍子にプツンと切れることがあります。

シューズ本来の耐久性を活かすためにもマメな手入れは欠かさず行いましょう。

シーズンインすると入手しづらい

やっぱり人気なんだと思うんですが、秋になると一気に在庫が枯れます。

マズメは(たぶん)都度生産しているわけではありませんから、タイミングが悪いと半年近く待つ羽目になります。(経験済み)

なので購入を検討している方はお早めが良いかと思います。

マズメ:フェルトスパイクシューズが向いている人

海の画像
向いている方
  • 安全第一
  • 長く使える物を選びたい
  • 通気性や排水性能が必要
  • 服装にもこだわりたい

この辺りを重視される方にぴったりなんじゃないでしょうか。

特にこれまでお話しした通り安全性や耐久力はかなり優秀だと思いますのでご参考までに。

マズメ フェルトスパイクシューズのインプレ:まとめ

海の画像

本記事では以下について解説しました。

まとめ
  • スペック
  • 使って良かった点
  • 注意点
  • マズメのシューズが向いている方

磯釣りは命にかかわることもある危険な釣りですから、安全面や耐久力に優れるマズメのシューズは心強い味方となってくれるはずです。

本記事を参考に安全に釣りを楽しんでいただけたら幸いです。

マズメ:フェルトスパイクシューズ

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TETSU
FP2級技能士 AFP 宅建取引士
釣り動画の見よう見真似で初めて早4年。今では釣れようが釣れなかろうが年中プラッキングをやるまでになりました。プラグは動かしているだけで楽しいよねって思える方、僕と仲良くなれそうです。

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