
エンタイスポップが気になっています。使った感想を教えてください。
今日はそんなあなたの疑問にお答えします。この記事を読んでいただければ以下について理解することができるでしょう。
- 特徴や使い方
- フックのカスタム例
- メリットとデメリット
あなたが求めるポッパーなのかも分かるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
他にもポッパーの紹介をしています。良かったら【最強】青物ポッパーのおすすめ5選もご覧ください。
エンタイスポップ190の特徴


エンタイスポップの主な特徴は以下2つです。
- ツインフックを標準搭載
- 斜めの浮き姿勢
ツインフックを標準装備
他ではあまり見られないツインフックを標準搭載しています。
簡単に言ってしまえばトレブルフック、シングルフックそれぞれの利点を持っています。
- トレブルフック並みの高いフッキング率
- シングルフックのようにバレにくい
- 太軸のため伸びにくく折れにくい
- フッキングポジションが固定できる
2本のフックはチューブで固定されていますが、下の画像のように「アソビ」があるので首振りなどの捻じれには強いです。




また強い負荷がかかった場合はチューブが裂けてシングルフックとして機能するため、掛けてしまえばキャッチ率は高いという特徴があります。
斜めの浮き姿勢
60度くらいの浮き姿勢です。


この角度の利点としては以下2つがあります。
- 魚にシルエットをはっきり認識させれる
- 次のアクションへの移行がスムーズ
シルエットをはっきり見せれる
垂直浮きと水平浮き両方のメリットがあります。
表層でライズが起きている時は魚のレンジが上で、横方向を意識していますから垂直浮きのほうがアピールできます。


一方で深場で誘い上げをするときは、魚は上を意識しますから水平浮きのほうがシルエットをしっかり見せることができます。(魚とレンジが同じでも横軸からなら水平浮きでも視認性は保てます)


つまりエンタイスポップのような斜め浮きであれば、どちらの特性もありますからどこに魚が居てもシルエットを認識させやすくなります。
次のアクションがスムーズ
これは割と単純な話でして、スタートポジションに戻るまでの時間が垂直より斜めのほうが早いからです。




「水平が一番早いじゃないか」という話になりますが、それだと前述の通り横方向の視認性が弱くなりますしダイブさせることも難しくなります。
エンタイスポップの使い方


基本操作は以下3つです。
- ショートジャーク
- ロングジャーク
- ただ巻き
ショートジャーク
移動距離を抑えたポッピングを行います。
エンタイスポップの飛沫はおとなしめですが強く引くことで強めの泡を出すことができます。
ロングジャーク
エンタイスポップのメインとなる使い方です。
海面から水中へダイブし、泡を纏いながらわずかにウォブリングします。
ただ巻き
凪に効果的なV字の引き波を出す時に使用します。
時折ショートジャークによるスプラッシュを混ぜながらやるのも良いです。
またロッドを軽く下方向にサビいて早く巻くとロングジャークと同様の効果を得ることができます。周囲に障害物があってジャーキングが困難なときに使うと良いでしょう。
エンタイスポップのフック変更


標準のツインフックももちろん良いのですが、私のようにヒラマサやブリをメインで狙うのであればダブルクダコの2/0もしくは3/0もおススメです。


理由としては、ヒラマサやブリのように吸い込んで捕食するタイプの魚はベイトが小さいとショートバイトになるからです。
なのでアシストが付いていて且つ、フック1個あたりが軽量なダブルアシストが口に入りやすく掛かりも良い気がします。


使い分けとしては基本は2/0で、波気があってダイブさせにくい時は3/0するといった具合です。
エンタイスポップの飛距離


スリムなストレートボディですからよく飛んでくれます。
空気抵抗も少なく向かい風にも強いです。
エンタイスポップのメリット


ここからは個人的に「ここが良かった」というお話です。
- 程よいスプラッシュ
- 泡がしっかり残る
- ダイビングできる
程よいスプラッシュ
ポッピングに関しては控えめなスプラッシュになります。
私は凪のときによくポッパーで引き波を出したり時折ポッピングを混ぜたりするのですが、そういった場合に警戒されにくいといいますかシックリくる感じなんです。
エンタイスポップに変えてこのパターンで結構獲れるようになったので気に入っています。
泡が残る
ダイブやポッピングで音と泡を出すと、誘った魚はその位置に寄ってきます。
しっかり泡が残ることで中に紛れさせながらステイさせることができますからヒット率が上がります。
たとえステイで獲れなくても泡が消えかかった時の次のアクションでリアクションバイトを誘発することもありますから、強い泡というのはとても重要です。
ダイビングできる
ダイビングはバイトを誘う時に重宝します。主な使い方は以下2つです。
- ポッピングとステイを1セットとして数回行い泡の中にルアーを紛れさせます。その後ダイビングで急に泡の中から魚が出てくるようなイメージでリアクションバイトを誘います。
- ノンストップでポッピングを行い、シモリやブレイクやサラシ付近でダイビングさせて喰わせにかかります。
ダイビングができればパターンが増えますからシビアな個体を獲る確率もあがります。
使って感じたデメリット


全体的にすごく気に入ってるのですが1つだけ面倒なのは、フックやスプリットリングを弄る頻度が多いことです。
というのも、浮力が強めで荒天時では滑りやすいので重量調整が必要だからです。
足場の高さとかも関係するので一概に言えませんが、少なくとも私のメインフィールドだと標準装備でカバーしきれません。
とはいえ、プラッキングではフックやリングの調整は釣果に影響するところですから修行と思って作業しています。
【青物ポッパー】エンタイスポップのインプレまとめ


この記事ではエンタイスポップの
- 特徴や使い方
- フック交換
- メリットとデメリット
について解説しました。
ダビングポッパーは少しテクニカルな面がありますが、操作技術が学べたり新しいヒットパターンが知れたりとプラスになる部分が多いと思います。
ご興味あれば一度試してみてください。
参考になれば幸いです。
ポッパーの紹介記事です。良かったらご覧ください。
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