ロックショア釣行に向けて準備しているとふと思うこと。
「そういやロッドケースが無ぇんだけど大丈夫か」
わかります。一通り装備が揃ったと思いきや意外な盲点。堤防慣れしていると忘れるやつ№1。
そんなあなたのために本記事では以下について解説します。
- ロッドケースの必要性
- ロッドケースを選ぶポイント
- おすすめのロッドケース3選
ご覧いただければ安心して釣行に臨めることでしょう。
ぜひ最後までお付き合いください。
そもそもロッドケースは必要か?
結論から言うと必須です。
「いやいやロッドケースなんか無くてもきっと大丈夫」と自分に言い聞かせつつ釣具代を浮かせたい気持ちはわかりますが要るんですよ。
なぜかというと丸出しだと絶対破損するからです。
ロックショアというのはとにかく危険がいっぱい。
陸続きの磯に向かう場合は道中足を滑らせて手を着くことがあります。
生い茂った木にロッドがぶつかることもあります。
渡船の場合はポーターや同船者の方々と揺れている船上でバケツリレーしますし、波が高い場合は投げられることだってあります。
ガイドが曲がったり、最悪ボキッと折れますよ?
些細なことで大事なロッドを痛めないようケースは準備しておきましょうね。
一度買ってしまえばずっと使える物ですから。
ロックショア用ロッドケースを選ぶポイント
ロッドケースの大切さをご理解していただいたところで、次は選ぶポイント※です。
- 硬さはセミハード
- 長さは170cm以上
順に見ていきましょう。
硬さはセミハード
ロッドケースの硬さはセミハードがおすすめ。
ロッドケースは使用している樹脂の量によって
- ソフト
- セミハード
- ハード
の3種に分かれるわけですが当然ハードが丈夫です。
しかしながらハードタイプは素で3㎏を超えるものが多く、正直重すぎ。
飛行機遠征などでは重宝しますが、普通に磯に向かう程度なら耐衝撃性と携行性のバランスが良いセミハードです。
長さは170cm
ロッドケースの長さは170cmを目安にしておきましょう。
というのも、近年のプラッキング用ロッドは103、104、106ftなど仕舞寸法が165cm前後のものが増えてきたからです。
たとえ手持ちが10ftだとしても追々これらのロッドを手にすることになるかもしれませんので。
因みに荷物を宅急便で送ることを想定している方は以下のサイズが上限となりますので要注意です。
上限サイズ:縦・横・高さの合計が200cm以内、かつ重さが30kg以内です。 さらに1辺の長さは170cmまで。
おすすめロッドケース3選
選ぶポイントがわかったところでおすすめロッドケースを3つ紹介します。
- PROX:グラヴィス スーパースリムロッドケース
- DRESS:セミハードロッドケースEVO 180
- KAMIWAZA:セミハードロッドケースⅣ 168
順に見ていきましょう。
PROX:グラヴィス スーパースリムロッドケース 180
最初に買うならこれ。
10ft以上のロッドも余裕で収納できることに加え
- ハンドル+ショルダーベルト付
- 内部にロッド固定ベルト2本
- ボトムはハード素材
と使い勝手や耐久性は十分。
セミハードと言ってもガチガチに樹脂が使っているわけでなく、ポリエチレン生地を使用しているため重量も1㎏以下と超軽量。
また値段も手頃ですから最初の1本にホントおすすめです。
DRESS:セミハードロッドケースEVO 180
次に紹介するのはこちら、2023年にリニューアルされたドレスのセミロッドケースEVO 180です。
耐衝撃性や耐汚染性に定評があります。
ほぼ全面ポリカーボネートで衝撃はもちろん水も寄せ付けず、汚れてもサッと拭くだけ。
これらに加えて未使用時はコンパクトにできるなど利便性も向上。(102cm↔180cm)
重量2.6㎏とやや重たい点が人によって好みが分かれるところですが、ケースに求めらる性能は完備しています。
私も次に購入するならこれか次のカミワザ。
KAMIWAZA:セミハードロッドケースⅣ 168
画像出典:Valleyhill
最後にご紹介するのはカミワザ:セミハードロッドケースⅣ 168。
外装にはポリプロピレンを使用し、耐衝撃や対汚染性は文句なし。
やや太めのケースのためショアジギングロッドでも3~4本は十分入る収納力もあります。
また本ケースの素晴らしいところはその絶妙なサイズ感。
プラッキングロッドが収まることは当然ながら、宅急便で送れる1辺の長さ170cmもクリアしているわけです。
まさに神業。
サイズ展開として198cmもあるのでご購入の際は注意してください。
まとめ
- ロッドケースは必須
- 選ぶポイントはセミハード+170cm~
- 最初に買うならグラヴィス
- 軽さを犠牲にして耐久性重視ならドレス、遠征向きならカミワザ
ロックショア向けロッドケースについて解説してまいりましたがいかがだったでしょうか。
大切なロッドを守るため、ぜひロッドケースを使っていただけたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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