マリアリライズS130が気になっています。使った感想を聞かせてください。
今日はそんな疑問にお答えします。
結論
リライズは最終兵器です。
「今日はもうダメかな・・・」と折れそうになったときこそ真価を発揮する。そんなプラグです。
この記事では
- 特徴や使い方
- シングルフックにする方法
- メリットとデメリット
について解説していきます。
読んでいただければあなたが必要とするプラグなのか分かるようになると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
良かったら青物用シンキングペンシルのおすすめ記事もご覧になってください。
マリア リライズとは
コンセプトにもある通り渋い状況を「なんとかするルアー」です。
- ダイペンやポッパーで誘い出しはやった
- シンペンやミノーで水面下も探った
- ジグの鋭いアクションで引いてみた
ここまでやって全く反応が無い上に潮も動いてないとなると帰りたくなりますよね?でもちょっと待ってください。
こういう状況で考えられるのは
- そもそも魚がいない
- 底に超低活性な個体がいる
①はともかく、②をヒットに持ち込むのが正にリライズの役目です。スローでナチュラルなアクションによってやる気のなかった個体が口を使ってくれることがあります。
要するに、「シンキングペンシルの動きにショアスローがミックスされた」と言えばイメージしやすいと思います。
マリア リライズS130の使い方
基本操作は以下5ステップです。
- キャストしたらラインメンディングしながらフリーで落とす
- 着底したら縦に大きく2,3回シャクって根掛かりを回避する
- 糸ふけを取り、横方向にゆっくりジャーキング
- ロッドを前方に戻しながら糸ふけを回収
- ③④を数回繰り返したら再度底を取って繰り返し
ポイント
- ジャーキングはゆっくり行いスローにアクションさせます。
- 根が荒い場所ではリフト&フォールのような縦しゃくりにすると良いです
- ロッドを前方に戻している時(ルアーが浮遊している状態)にヒットしますので合わせの準備はしておきます。
底を取り直さず徐々にレンジを上げて全層探るのもアリだと思います。コンセプトとしては「底に張り付く低活性な個体を攻略する」ですが中層でヒットすることもあるからです。
また根が荒い場所で何度も底を取るのはリスキーですからカウントを使って避けていくとよいでしょう。
潮の流れやジャークの幅によりますが、沈下速度と上昇値はおよそ以下のようになります。
沈下速度 | 1m/1秒 |
縦しゃくり | 80~1m上昇 |
横しゃくり | 60~80cm上昇 |
これを目安に根をかわすことはもちろん、特定のレンジだけを通すといった使い方もできます。
リライズS130をシングルフックにする方法
青物とのファイトのしやすさや根掛かり回避のためにシングルフックにしたい方もいらっしゃるかと思いますので手順をご紹介します。
以下4ステップです。
- 標準搭載のフックを調べる
- フックの重さを調べる
- 標準フックと近い重さのシングルフックを探す
- 換装してアクションチェック
フックを交換したあとは実際に泳ぎの確認を行います。
因みに私はデコイ:キャスティンシングル3/0を使用しています。
マリア リライズS130の飛距離
あくまでシンペンとしてですがそこまで飛ぶプラグではありません。
PE4~5号タックルの実戦値で60~70mほどです。
とはいえ、リライズはスロー且つ縦の釣りがメインですから飛距離がないからと言ってサーチ範囲が狭くなるわけではありません。
アプローチする時間は十分ありますから問題ないと思います。
マリア リライズのメリット
ここでは僕が使って感じたメリットを3つお話します。
- 超深場にも対応できる
- 負担が少ない
- 使いどころがはっきりしている
超深場にも対応できる
リライズは水深20~30mの超深場エリアでもテンポよく探ることができます。
沈下速度は1m/1秒と速めですから、底を取り直すのもスピーディーに行えます。
身体への負担が少ない
ジグを操作するのに比べると圧倒的に負担は少ないです。
- 水抵抗が少ない
- スローなジャーキングでOK
という仕様だからです。
そもそもリライズを投げてる時というのは色々やり切った後で体力は既にミリですから、状況的にも丁度良いと思います。
使いどころがはっきりしている
各ルアーを使うタイミングがよくわからないという話を耳にすることがありますが、その点リライズはわかりやすいと思います。
- トップや表層を探った後
- 速い動きで探った後
こういった高活性な個体が反応しそうなことをやった後にローテーションに組み込めばよいわけです。
「低活性な個体をスローに誘いあげるという」明確な意図をもって使用することができます。
マリア リライズのデメリット
デメリットおよび注意点は以下3つです。
- 点の釣りはできない
- 速い動きは向かない
- シャロー帯は苦手
点の釣りは苦手
ヘビーシンキングペンシル全般に言えることですが、特定のポイントを時間をかけて漂わすような使い方には向いていません。例えば
- シモリ付近を潮流に乗せてフワフワさせる
- 上下運動だけであまり前進させないようにする
などです。
なぜかと言いますと高比重のためすぐ沈んでしまうからです。なので原則、線と縦の釣りで使用する必要があります。
速い動きは向かない
全層探れるとはいえ、ボトムま沈めてジャカジャカとしゃくりあげるのは不向きです。これができるのはモンスターショットです。
あくまでスロー用と割り切って持ち味である緩いスライドアクションで誘いあげます。
- 速い動きが得意なモンスターショット
- 遅い動きが得意なリライズ
と使い分ける良いと思います。
シャロー帯は苦手
当たり前ですがリライズはディープエリア用なので特性が活かせません。
無理して使っても
- フォール中の間が取れずバイトチャンスが減る
- 根がかりのリスクが上がる
という問題を抱えるだけです。
少なくとも水深7m程から使用するようにしましょう。
マリア リライズのインプレまとめ
本記事では以下について解説しました。
- 特徴と使い方
- シングルフックへの交換方法
- メリットとデメリット
青物狙いというのはボウズ覚悟の釣りではありますが、丁寧に探り続ければ必ず釣果に繋がります。
なぜなら私もリライズで粘った結果メモリアルフィッシュを手にすることができたからです。
ご興味ある方は一度試してみてください。
参考になれば幸いです。
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