何やらマリアのレガートが良いらしい!
という噂を耳にしてちょっと気になっている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そこで本記事では以下について解説します。
- レガートのアクション
- レガートの使い方
- レガートのフックセッティング
- レガートのメリット
- レガートの注意点
- レガートの使いどころ
すでにトップゲームを満喫している方はもちろん、これから始めようと思っている方にとっても参考になるかと思いますので是非最後までお付き合い下さい。
それでは解説していきます。
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マリア:レガートのアクション
まずはレガートのアクション性能について見ていきましょう。
レガートの特徴は以下2点に集約されます。
- ローリングをともなうS字スラローム
- 水平姿勢
一般的にダイペンと言えばステイ中は直立姿勢ですし、スイム中はヘビのようにウネウネ動くものです。
しかし、レガートは水平姿勢のままウォブンロールに近い泳ぎをします。
つまりミノーっぽいダイペンという表現がピッタリなルアーです。
この特徴が他にないメリットやカラーを生み出すわけですね。詳しくは後述します。
マリア:レガートの使い方
レガートの主な使い方は以下2つです。
- ジャーキング
- リトリーブ
順に見ていきましょう。
ジャーキング
最もスタンダードな操作法です。
- キャスト後、ロッドを前方に突き出した状態で糸ふけを回収
- なるべく下方向からロッドをサビく
- 前方にロッドを戻しながら糸ふけを回収
- 以下繰り返し
こうすることで「フラッシングを伴うスイム~水平姿勢で浮上」というアクションを繰り返します。
バイトの間が必要な時に使用します。
リトリーブ
特に説明は不要かと思います。「巻く」だけですね。
こうすると「フラッシングを伴ったスイム」をし続けます。
コツとしてはロッドを下方向に入力してから巻き始めるとエラーがグンと減るかと思います。
回収まで巻き続けたり、ブレイク付近で一旦と止めてみたりと緩急つけてみましょう。
マリア:レガートのフックセッティング
シングルフックやアシストフックに換装したい場合、標準フックの重量を確認しながら調整していきます。
サイズ(mm) | 標準フック | フック重量(g) |
---|---|---|
F165 | ST66 #1/0 | 3.18 |
F190 | ST66 #2/0 | 4.56 |
基本的に標準フック重量に近い物を選べばOKです。
例えばF165をシングルフックにしたいのであれば
デコイ:キャスティンシングル#3/0~#4/0
アシストフックにしたい場合は
シャウト:シングルクダコ:#3/0~#4/0
が候補になります。
選び方としてはアクションを抑えたい時や海面が荒れている時は重め、キビキビとしたアクションにしたい時は軽めにします。
微妙な重さ調節はスプリットリングの号数で行うとよいでしょう。
マリア:レガートのメリット
続いてレガートの強みについて触れていきたいと思います。
私が感じたレガートのメリットは以下3つです。
- 操作が簡単
- イレギュラーなアクションが魚のスイッチをいれる
- フックセッティングの幅がある
操作が簡単
レガートの良さは何といっても簡単にダイペンらしいアクションが引き出せることでしょう。
なぜなら、たとえジャーキングが苦手でも巻くだけで勝手にアクションしてくれるからです。
アングラー側の習熟度やタックルを選ばない点は特筆すべきメリットと言えます。
イレギュラーなアクションが魚のスイッチをいれる
前述の通りただ巻きをするとウォブンロールに似たスラロームをするわけですが、この時潮流を受けてランダムなフラつきを発生することがあります。
これがまた良くてですね、フラッとバランスを崩したタイミングでバイトが出るわけです。
狙って出せるものはありませんが、このイレギュラーな要素を含むルアーというのは総じて良い結果をもたらします。
フックセッティングの幅がある
フックセッティングについては先に触れましたが、よほど重量を外さない限り本来のアクションを損ねることはありません。
この辺りはマリアさんのルアー全体に言えることですが、シングルだろうがアシストだろうがちゃんと泳いでくれます。
これの何が良いのかといいますと、海の状況や狙っている魚によって、フックの種類や重量がきちんと調整できるわけです。
つまり使用できるシチュエーションの幅が持てるので結果、出番も増えます。
こういう懐の深さは流石だなと思います。
マリア:レガートの注意点
レガートは大変素晴らしいルアーですが、使用する上で注意しておきたい点というか特性上押さえておきたいポイントがあります。
それは「アピール力は高くない」ということです。
レガートはシビアな個体を攻略するためのナチュラルな動きが持ち味なため、集魚して食わせるものではありません。
使いどころを間違えると本体の強みが活かせないので注意しておきましょう。
マリア:レガートはこんな時に使いたい
先程お伝えした注意点の補足的な話になりますが、レガートの使いどころは公式にもある通り以下のようなシーンです。
- 魚の気配はあるけど喰ってこない
- ピーカンベタ凪
要するに渋い時です。
魚の気配はあるけど喰ってこない
- 近くでボイルやボイルやナブラが確認できる
- チョイスがあった
にもかかわらずヒットに持ち込めない場合はレガートの出番です。
波動が違うのか、アピールが強すぎるのかわかりませんが、いずれにせよ警戒されています。
ただ巻きでノンストップアクションをしてみましょう。
運よく千鳥足が発生すれば高確率で喰ってくるはずです。
ピーカンベタ凪
いわゆる釣れる気が全くしないシーンですが、こんな時に海面をバシャバシャするハイピール系を使っても状況はますます悪くなります。
静かに、自然にアピールできるレガートで様子をうかがってみてください。
これまでの無反応がウソのようにガツンと出ます。
とはいえ、相手は自然ですからあまり使いどころを限定しすぎるのはよくありません。どんな状況であれ釣れない時は反対のことをやってみることが大切ですからあくまでも「基本的な使いどころ」という点は留意しておきましょう。
まとめ
本記事ではマリア:レガートについて解説しました。
内容を改めてまとめます。
- レガートはミノーっぽいアクションができる
- ジャーキングの他、ただ巻きでもOK
- フックセッティングの際は重量を要チェック
- 簡単操作&バツグンの喰わせ力
- 渋い時に真価を発揮する
ただでさ青物ゲームは1本獲るのも難しい上、渋い状況もしょっちゅうです。
こういった時にレガートのような手札があれば攻略の幅も広がるかと思いますので、あなたもルアーケースに忍ばせてみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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