マリアラピードが気になっています。使った感想があれば知りたいです。
今日はそんなあなたの疑問にお答えします。
結論
使いやすさはダイペンの中で間違いなく最強。全サイズ揃えるだけでどこでも対応できると思います。
この記事では私が感じた
- メリット
- デメリット
- 使いたい場面
について解説します。読んでいただければあなたに合ったプラグなのかわかるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
他にも【青物を狂わす】ダイビングペンシルおすすめ5選にてダイペンのご紹介をしています。良かったらご覧ください。
マリアラピードの選び方
ラピードは以下の4サイズから選ぶことができます。
品名 | 全長 | 重量 |
---|---|---|
F130 | 130㎜ | 30g |
F160 | 160mm | 50g |
F190 | 190mm | 65g ※フック無 |
F230 | 230mm | 100g ※フック無 |
ベイトのサイズに合わせて選択するのが基本ですが、フィールド毎の目安は以下の通りです。
- 堤防=130~160
- 地磯や沖磯=160~230
- オフショアキャスティング=190~230
160サイズは汎用がありますし、ショアタックルでも飛距離が出しやすいのでおススメです。
カラー
全10色ありますが一番おススメしたいのはピンクイワシです。理由は単純で視認性が良いからです。
私が知る限り青物は動体視力以外は悪いため、色付きカラーによる釣果の差は少ないと思っています。なのでアングラーが目で見ながら操作しやすいもので良いという理屈です。
時点でシラスなどのマイクロベイトパターン用に生シラスカラーがあると良いです。泡に紛れさせながらシルエットをぼかすことができます。
マリアラピードのアクション
ナチュラルでキビキビとした泳ぎが特徴です。同社のローデッドとは対照的で控えで喰わせ重視のアクションです。
ローリングタイプなので波動はそこまで強くなく、シンペンンのようなイメージで使っていくと良いかと思います。
マリアラピードの使い方
ラピードの主な使い方は以下3つです。
- ジャーキング
- トゥイッチ
- ステイ
ジャーキング
メインの動作になります。
- キャスト後、軽く糸ふけを取ります。
- ロッドを下方向or横方向に「ほうきを引くよう」に操作します。(ロッドでラインを引っ張るイメージで)
- ロッドを前方に突き出しながら、リールを巻いて糸ふけを取ります。
以下②~③の繰り返しで、ダイペンらしいダイブ~S字スイムを連続して行えます。
トゥイッチ
こちらも是非マスターしたいテクニックです。
- キャスト後、糸ふけを取ります。
- ロッドを使ってチョンチョンと小刻みにラインを引っ張りながら、リールで糸ふけを取ります。
ドッグウォークと呼ばれる、左右に首を振りながらスイムするアクションを行います。
ステイ
操作は簡単で「何もしない」ことです。
ステイ中は波の影響を受けてクルクル回ったりしていますが、それが明滅効果となり青物を刺激します。
使用するタイミングはジャーキング後の泡が出ている時がおススメです。深場から誘い上げた個体は泡をめがけてきますので紛れさせながらアピールしておきましょう。
マリアラピードのフックセッティング
シングルフックやアシストフックなどへ換装したい場合、標準フックの重量を参考しながら調整していきます。
サイズ | 基本トリプルフック(オーナー社) | フック重量(g) |
---|---|---|
F130 | ST56#1 | 2,14 |
F160 | ST66#1/0 | 3.18 |
F190 | ST66#2/0~3/0 | 4.56~6.67 |
F230 | ST66#4/0~5/0 | 8.9~11.4 |
基本的には標準の重さに近いものでしたら問題ありません。
例えば、F130をシングルアシストにしたい場合
- 基本のトリプルフックが2.14g
- シャウト社のシングルアシストを見てみると2/0が2.0
重量がほぼ同じで問題なさそうです。あとは実際に換装して現場でアクションのチェックをするという流れになります。
因みに私は以下のようにしています。
サイズ | フック |
---|---|
130㎜ | シングルクダコ2/0 |
160㎜ | シングルクダコ4/0 |
190㎜ | シングルクダコ5/0 |
マリアラピードのメリット3つ
個人的に感じたメリットは以下3つです。
- 扱いやすい
- 多彩なアクション
- 飛距離があって身体への負担も少ない
とにかく扱いやすい
ラピード最大の魅力は操作性のよさです。
- 風が強く白波が立っているとき
- うねりが強く波が大きく上下するとき
- ダイビングペンシルの操作が不慣れ
こういったケースでも安定したアクションを行うことが可能です。
操作性が良いと集中力も持続しやすいですから釣果にもつながるように思います。
多彩なアクション
先程お伝えしたアクションだけでなく入力の仕方によるバリエーションが豊富です。
- 強めの入力でローリングしながらのキビキビしたスイム
- 優しく撫でるような弱入力で蛇のような滑らかなS字
- 急なフリーテンションで慣性のみのランダムスライド
様々な波動を演出できるのでラピード1本で魚への対応力が増しますし、使っていて楽しいです。
よく飛ぶし負担も少ない
飛距離は十分です。サイズに対して軽めですから正直期待していませんでしたが心配無用でした。
飛行姿勢が良いですから風が吹いても影響を受けにくいです。
また軽いおかげで長時間の釣行でも身体への負担も少ないです。
使って感じたデメリット1つ
ここからはデメリットのお話と言いたいところですが正直これといったことがありません。
強いて言うなら下記くらいのものです。
他が使えなくなる
プラグは状況に応じてチェンジしていくものです。なので釣行前日にシーンを想定してプラグ構成を組みます。
- ベイトがイワシだったらコレ
- アジだったらコレ
- 深場だったらコレ
- 飛距離が必要なときはコレ
という具合です。
ところがラピードを持っているとシーン想定の際に
「ラピードでOK」「ラピードでOK」「ラピードで・・・
あれ?もう全部ラピードでいいじゃん。せっかく色んなの買ったのに・・・
となります。豊富なサイズと多彩なアクションで使いどころが多すぎて悩みます。
マリアラピードはこんな時に使いたい
私が思うラピードの出番は下記2つです。
- いつでも
- 喰い渋っている
いつでもいい
困ったらラピードを投げておけば良いです。他やることと言えば
- ベイトのサイズに合わせたチョイス
- アクションの選択
- スイム距離の調整
くらいのもので、ラピード自体が使い辛いとか使えない場面などは無いと思います。
喰い渋ってる時
チェイスはするけど食ってくれない。
ラピード投げてください。
ありがちなのは
強波動プラグに寄ってくるけど喰わない
↑興味はあるけど警戒してます。
小~中波動を演出できるラピードなら食わせられることがあります。ガンガン投げましょう。
それでもダメならシンペンなどでさらに波動を抑えていきます。良かったら「青物用シンキングペンシルのおすすめ」をご覧ください。
マリアラピードのインプレまとめ
使いやすく出番も多いラピードは
- ショアプラッキングを始めようとしている方
- とにかくトップで1本獲りたい方
にはおススメしたいダイビングペンシルだと思います。
実は私が初めて買ったダイビングペンシルもラピードで、初釣行でブリを掛けた思い出は今でも忘れられません。
これから始めようとしている方も是非ラピードを手に、思い出に残る1本を手にしてもらいたいなと思います。
参考になれば幸いです。
ダイペンの紹介記事です。良かったらご覧ください。
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