
ララスイム170fが気になっているんですが、使ってみてどうです?
今日はそんなあなたの疑問にお答えします。
結論
ララスイムでないと攻略できないシチュエーションがあります。
いいお値段ですから私のように躊躇されている方も多いかと思います。そこでこの記事では私が感じたメリットやデメリット、おすすめの使い方を解説していきます。
読んでいただければ以下について判断することができるでしょう。
- 自分の好みか
- 手持ちとのバランス
- メインフィールドとの相性
それでは解説します。
よかったら【青物を狂わす】ダイビングペンシルおすすめ5選もご覧ください。
ダイビングペンシル:ララスイム170Fのアクション


ララスイムの一番の特徴がこのアクションです。ダイビングペンシルらしいS字ではなく、左右へのふり幅を抑えたナチュラルな動きをします。
緩くスライドするシンキングペンシルに近いと言えばイメージしやすいかもしれません。極端に表すと以下のようになります。


左右への動きが少ないわけですから、移動距離が長くなりスピーディーに泳がすことができます。
ララスイムの使い方


他のダイビングペンシルの操作と同様、ほうき引きによるジャーキングやリーリングでOKです。
ほうき引き
- ロッドを下方向あるいは横方向にサビく(リーリングはしない)
- ロッドを前方に戻しながらリーリングで糸ふけを取る
- 以下繰り返し
リーリング
- ロッドを下方向に軽くサビいてダイブさせたらリーリングでスイム
- ロッドを前方に戻しながら軽く糸ふけを取る
- 以下繰り返し
違いは「ロッドでスイムさせる」か「リーリングでスイムさせる」かです。どちらでもやりやすい方法でよろしいかと思います。
ララスイム170fのメリット3つ


ここからは個人的にメリットに感じた点に触れていきます。
- スイム速度のコントロールがしやすい
- 負担が少ない
- シングルフックが標準装備
緩急がつけれるアクション
ロッド操作の強弱やリーリングの速さのレスポンスに優れています。スローにヌメヌメ泳がせたり、追われている魚のような速い動きなど自由自在です。


ベイトの泳ぐスピード感に合わせた操作で釣果に繋がることもありますから、この点は他のダイビングペンシルにはあまりない特徴と言えるでしょう。
細身のシルエットと相まって、ダツやサヨリパターンにマッチすると思います。
軽量なので楽
全長170㎜に対して48gと軽量です。そのため身体の負担が少なく休憩がてらにチョイスすることもあります。
またスリムボディで引き抵抗が少ないですから体力に自信がない方でも難なく使うことができるでしょう。
シングルフック付き
標準でショアブルーの3/0が付属されてます。


私同様、青物プラグにはシングルフックやアシストフックを使用される方がいらっしゃると思いますが、これを毎度やっていると
- コストがかかる
- フック探しが面倒に感じる(楽しいときもある)
といった問題があります。ところが標準装備されていると全部解決しますし、フックは他のプラグに流用出来ますからお得感があります。
ララスイム170fを使って感じたデメリット2つ


ここからは僕が感じたデメリットのお話です。
- 飛距離がいまひとつ
- 操作がやや難しい
飛距離がもう少し欲しい
飛距離に関しては昨今の青物ルアーにしては「抑えめ」というのが正直な感想です。PE4号タックルで50~60mといったところでしょうか。
軽量のため風をグイグイ切ることはできません。
天候によっては私のメインフィールドの潮目やブレイクの向こうへ届かないことがありますので、投げれるタイミングが限られています。
なので、アピール力があって飛距離が出るプラグと組み合わせて使っています。
エラーしやすい
公式にもある通り、安定したダイビングを行うにはコツが必要です。
普通に引くと結構な確率で海面を滑りますので、なるべく優しくロッドを下に引くと上手くいくはずです。
あるいは「ロッドでダイブさせてリーリングでスイム」であればより安定しますからエラーが多いと感じた場合は操作方法を変えてみると良いでしょう。
ララスイム170fはこんな時に使いたい


私が思うララスイムの使いどころは
- ハイアピール系に無反応
- 凪
といったシチュエーションです。詳しく解説します。
反対のことをやってみる
強いアピールで全く反応が得られない
そういった時に違うアクションを取り入れることで思わぬ反応が得られることがあります。基本的にダイビングペンシルの動きというのは
- フリフリしたS字
- しぶきを上げながらのダイブ
が多いですが、ララスイムは他のダイビングペンシルにはない直線的で控えめな動きです。
釣れない時は何か間違ってる・・・
そう感じた時にララスイムを投げてみてください。急に海面を割ることがあります。
自然に溶け込ませる
ベタ凪で静かめの時にもおすすめです。
経験上こういう時は海面をバチャバチャさせてても全然ダメです。基本的には難しいシチュエーションですけど、たまに単発ボイルしている状況ってありますよね?
そういう時に「海面を静かに泳いでるベイト」をイメージしながらスローに操作してやると
ガツッ!
っと出ます。
ダイビングペンシル ララスイム170Fのインプレ:まとめ


ララスイム170fは
- 速い魚をイミテートできる
- ナチュラルで控えめな動き
といった他のダイビングペンシルにはない特徴を持っています。
強いアピールのものは魚を引き付けますが、やはりスレを進行させがちです。
そんな中で1,2投ララスイムを混ぜていくことで思わぬ結果に繋がることが多々ありましたし、それはもちろん良きことですが、何より自分の中でのアタリパターンが増えたのが一番の収穫だったように思います。
ご興味がある方はぜひ一度試してみてください。
参考になれば幸いです。
他にもダイペンを紹介しています。良かったらご覧ください。
あなたにおススメの記事です。